弓道を続けて急に矢の的中率が上がった時は [弓道中級者から上達]
■急に命中率が高まったワケは
弓道を始めてから、急に的中率が
上がる人っていますよね。
例えば、高校から始めた弓道は、
3年生引退までまったくと言っていいほど
命中率が乏しくなかったですか?
それが大学生になってからは、
自分でもビックリするくらいに
的中率が上がる人がいるのです。
そう、今この文を読んでいるアナタのように。
もちろんどれくらい上手くなったかは、
そこは人それぞれですが。
今まで初段だったのが、最近になって
やっと三段になったのなら良い方だと思います。
「練習を3年以上も積み重ねてきたらそりゃ上手くなりますよ」
と思いますよね?
ところが、全員がそうなるわけではありません。
高校1年生から弓道を始めると、
大学生になってからでも未だに
初段で躓いている人だっていますし。
それくらい、個人差が激しいものです。
●ナゼ命中率が上がったか分からない
練習をしていく中で、何故、矢を的の
ど真ん中を狙うことができたのか。
それが分かってる人は良いんですが。
一方で、ナゼ自分が一気に成長できたか
分からない人はある意味注意が必要です。
言い方悪いですけど、マグレで当たった
というだけかもしれませんからね。
つまり、今は調子が良いけれども、
ある日を境にまた矢が当たらなくなった
場合はどうやって解決しますか?
あるいは、三~四段で実力が留まったまま
五段以上の上級者になれないでいたり。
どうやって上手くなったか分かってる人は、
矢が当たらない原因もすぐ理解できます。
ところが、ナゼ命中率が上がったか、
それが分からない人はどうでしょう。
上級者になるためには、何故上手くなったか
をも理解する必要があります。
●上級者はここが違う
では、自分を理解した上で五段以上へと
昇格した人はどうでしょうか。
意図的にって言い方は変ですが、
何故矢が当たったかが自分で分かる人は、
そのまま上級者の地位を維持し続ける
こともできるのです。
じゃあ、中級者は上級者の動きをただ
見れば同じように上達するかと言いますと。
そこまで甘くはありません。
そこはやはり、
自分の体に動作を覚えさせませんと。
実は、射全体に影響してくる重要な馬手の
動きで意識する感覚があるのです。
上級者の動きをただ見ただけでは
分かりにくいコツがあります。
よく練習中に、ナゼ
・肘を締めたり
・手首をつぶさないように
するよう言われたか分かりますか?
そこを分かってないと、矢が的に当たっても
命中率が下がった時に改善できないのです。
逆に言えば、そういうちょっとした
動作をも意識することで矢が当たる
理由が分かるようになります。
これは、弓道のさらなる上達に繋がります。
そんな、弓道上級者を目指す練習の方法があるのですが。
⇒弓道上級者を目指す
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